年末はオイル交換とプラグの清掃などを済ませておりましたので、72,500kmということで、デフオイルの交換をしてみました。
取扱説明書では、80,000km毎の交換と記載されていましたので、妥当な距離かと。
ハチ課長さん、カメラ付き携帯がそんなに珍しいかい。
自作スロープに載せてデフを確認。
赤い丸のドレンボルトから古いオイルを抜いて、黄色い丸のボルトの穴から注入します。
注入側ボルトは♯24のメガネレンチでOKですが、結構固く締めこまれていることも多いようで、そんなときはゴムハンマーで叩いてみても良いかと。
抜く側のボルトはメガネレンチが使えない構造なので、♯24のソケットで緩めます。
緩める順序は、「注入する側のボルトから先に」が鉄則だそうです。
『抜く側のボルトを先に外して、注入側のボルトを万が一ナメたりしたら緩められず、オイルを注入できなくなるから』と、どのブログにも書いてあります。
目からウロコの整備雑学ですね。
で、どの程度の量が抜けるのか興味がありますし、異常に減ってないかの確認もしたいので、2Lのペットボトルの上の方を切り取ったもので廃油を受けます。
規定量の1.7Lに対して、約1.6Lほど抜けましたので、特に問題はないようです。
ドレンボルトの方は鉄粉がスゴくて、目に見えないところで歯車がすり減っていることを実感できました。
古いオイルを抜いている間、新しいオイルは熱いお湯で温めておきます。
85W-〇〇というのはすごく硬い(粘り気がある)ので、注入しやすくするために。
オイル缶を開けるにはこういうもの(缶切り)を使います。
昔、こういう開け方をするジュースがあったんですが、それを知ってる人は45歳以上だと思います。
最初に注入量を確認するために、こいう容器に移すとわかりやすいです。
パジェロイオの2WD車のデフの場合、規定量は1.7Lです。
オイル粘度が硬いのとデフの構造上、オイルポットや漏斗が使えないので、ポンプ式の注入器具が必要です。
シャンプーボトルなどで自作する方も多いようですが、この工具(オイルサクションガン)も1,500円程度と割と安価で売られています。
だいたい規定量ぐらいを注入すると、注入口から溢れてきますのでわかりやすいです。
古いオイルはまるで202ブラックのような黒さです。
202ブラックとは、トヨタのカラーコードで、そのまんまの「黒」です。
取扱説明書の該当ページ
純正品じゃなくてもOKだと思います。
重要なのは規格で、「GL-5」というものだと、どのメーカーもそんなに大差ないかと。
GL-1とGL‐2は自動車のギヤには使えないとのことで、GL-3からはOKみたいで、GL-6まであるようです。
このムースは私のではないそうで、『ハチの誕生日用のだから、アンタが食べんじゃない!』と母が言っておりました。
もうすこしで食べるとこでしたよ、どう見ても人間用じゃないですか。
大きく、「犬用」とかシール貼ってもらえませんかね。
これ以外にもケーキとハンバーグも用意されていたようで、国賓待遇な誕生日を迎えたハチ課長でした。
10歳になったおっさんワンコの昼寝姿です。