休日は天気が良けりゃプチツーリングとか釣りとかに出かけますが、天気があやしいときはCB1300SF(SC40)の整備を一日がかりでやってしまうこともあります。
バイク屋さんに出せば楽なんですが、機械イジりが好きなのでオイル交換などの軽整備なら自分でやってしまいます。
今回はブレーキのオーバーホール。(5段階中の難易度は3.5ぐらいですかね、一部専用工具が必要なので) 1:簡単 ~ 5:難関
バイク乗りなら分かると思いますので、詳しい説明は抜きで主に画像で^^
でも! 「真似してやってみたら失敗したじゃねーか!」とかの苦情は言ってこないで下さい。
自己流整備を勧める気はございません。 これはオッサンの日常をUPしたブログです。
まず、
①キャリパーを外して、ブレーキホースはペットボトルに突っ込んでおく。(フルードが滴り落ちますので)
②左右に分割して中にパーツクリーナーをジャブジャブ入れて歯ブラシで汚れを落とす。(当然キャリパーピストンも洗ったりピカールで磨いたり)
もちろん使用済みの歯ブラシね。
ほどほどに柔らかくなっててイイんです。
左:清掃前、右:清掃後(磨き後)のキャリパーピストン
③オイルシールとダストシール(新品)にシリコングリスを塗って組み込んで、キャリパーピストンも専用工具(某工具屋さんで2,000円ぐらいかな)でグリグリと押し込む。
※グリグリは真っ直ぐ&少しずつしないとキズが入って大変なことになります。
まだ使えそうですが、古くなると剥離することもあるとか聞いたので、全部バラシたついでに新品に交換しておきます。
デイトナゴールデンパッドにしてみました。
Yなんちゃらショッピングで買ったけど定価よりも3~4割安かったなぁ^^
⑥ほんで、パッドの裏に鳴き止めグリスを塗って、キャリパーの上から差し込みます。
キャリパーを元通りに組む工程の画像は省略しています(^^;
自分でやったことのある方はこれを見て『あ~分かる分かる。今日中に終わるか不安になったよ』と思っていることでしょう。なかなかエアが抜けてくれないんですね。
整備士の友人はコンプレッサーで吸い込むから早い!って言ってましたが、そこまでの設備は素人の家にはありませんので、エアが抜けてくれるまで根気あるのみです。
自分でやることのメリットは、「工賃がゼロ」、「楽しい」、「自分が乗るから手抜きはしない」、デメリットは「半日あるいは一日潰れる」ことぐらいでしょうか。
どのブログにも書いてありますが、くれぐれも※決してマネしないでください。
と、言いつつ、私はこの手のブログをいくつも参考にさせてもらって、整備士の友人の助言も受けながらここまでできるようになりましたが。
ちなみに、各ボルト類は締め付けトルクが決まっておりますが、本田技研さんにメールで尋ねたところ、『メールに添付して送信すると、ウイルス感染などのリスクがあるため、紙媒体(サービスマニュアルの該当ページのコピー)を郵便で送ります。』とのご回答をいただきました。
お忙しいなか、コピーして郵便で発送してくださるとは、「なんて素晴らしい会社だ^^ 一生ホンダのバイクに乗ります」って、その時心に誓いました。
昔、ある時計メーカー(有名ですよ)に、父の形見の腕時計の修理をお願いしたいがなんとかならないかとメールで尋ねたところ、『かなり古い型だし、部品を交換するより買い換えた方が安いですよ』とありがたい(怒)回答をいただきまして、「このメーカーのは家と記憶から抹殺する(呪)」と思いましたっけ。
おカネのことは問題にしてないんです(怒)。「形見の時計」って書いてんですけど( `ー´)!
ダメですね~社員の心の教育ができてない会社。
『買い換えればイイじゃないの~』って言われても、 「ダメよ~、ダメダメ」( ゚Д゚)(®日本エレキテル連合)