電源をOFFにして一晩経つと、画面右下(黄色い〇の部分)の時刻が狂うようになってきました。
まずは+ドライバーを使って、外装のネジを外していきます。
そしてカバーを上に持ち上げると、中身がすべて見えます。
この奥にあるボタン型の電池、これがPCの電源OFF後、時計やBIOSなどのバックアップをするためについている電池で、一般的にはCR2032のようです。
電池を外す前に、赤い矢印の部品グラフィックボードを外したほうが作業がやりやすい
ようです。
ここから先は基盤を保護するために、静電防止手袋と静電防止リストバンドを装着して作業を進めます。
周りに金属の手すりなどがあれば、作業前にそういう金属部分に触れて、体から電気を
放出したほうが良いそうです。
バラシたついでに、エアーダスターで内部の埃を吹き飛ばしておきましょう。
これは「ルースツイーサー」といって、別名宝石つかみとも言うそうで、パチンコ屋さんではこれに湿らせた脱脂綿をつけて、盤面を清掃するときに使ってると思います。
バイクの細かいところもこれで清掃するんですが、通販で1,200円前後で売られています。
電池の取り外しは、割りばしの先っぽに布テープをつけてそれにくっつかせるか、プラスチックのヘラみたいなもので引っかけて外してもOKです、金属以外であれば。
電池はパナソニックを使ってます。
消耗品ではありますが交換頻度が高いものではないので、こういうところにはイイモノを使ったほうが安心です。
あとは、一日使ってみてシャットダウンして一晩様子をみます。
翌日立ち上げて、時計がずれていなければOKです。
PCの使い方や電池の個体差にもよりますが、5~10年ほどが交換サイクルのようなので、朝PCを立ち上げて時計が狂っていたら、迷わず交換したほうがいいです。
当然ですが、こういう作業はすべて自己責任です。
基盤にパチッと静電気が走ればPCが壊れる可能性が高いらしいです。