「政治は国民のもの」という言葉が1日、インターネット上のトレンドワードになった。

この日総辞職した岸田内閣を率いた岸田文雄前首相(67)が退任にあたり、自身のX(旧ツイッター)を更新した際に投稿した動画で語られた言葉の一部分だが、SNS上では「よく言えたものだ」「流石にキレていいだろ」など、約3年の岸田政権の動きを踏まえて、批判的なコメントが相次いだ。

 首相はXに動画を投稿。そこで自身が語っているフレーズを文字で起こした文章を投稿した。  

「多くの国民の皆さんのおかげをもちまして、3年間、内閣総理大臣という重責を果たすことができました。なにより国民の皆さんのご協力があったからこそです」とした上で「『政治は国民のもの』ぜひ引き続き、国民の皆さんとともに歩んでまいりたいと思っています。皆さん、本当にありがとうございました」とつづり、謝意を示した。  

 首相の投稿には「お疲れ様でした」「おっしゃるとおりです」などのコメントがあるものの、批判的な声が多く寄せられている。  

「貴方の政治姿勢から最もかけ離れた言葉ですね」

「最後に笑わせていただきました」

「最後まで嘘八百。それはそれですげーな」

「どの口が言っている」

「よくそんなことが言えますね」

「総理の仰る『国民』とは『上級国民』の事でそれ以外の国民は一切目に入らず国民とは呼ばない。この姿勢、本当に、徹底徹尾、ブレませんでしたね」などの厳しい指摘が続いた。

 定額減税なんか思いつきでやってくれて給料計算は大変なのに。

姑息な減税したフリよりも、食料品などの消費税を撤廃するとか、ガソリンの二重課税を撤廃するとか、国民のためと思うならそういうことをやればよかったのに。

聞くチカラってどういう意味で言ったのか。

まあ、辞めてくれて清々したけどな。