ノートPCの液晶パネル交換記事やCB1300のメンテナンス記事、アンプスピーカーリレー交換記事へのアクセスが多いようで、今回はクルマネタでエンジンスターターの取り付けをUPします。
デザインも一新されていろんな機能が追加されているにも関わらず、ネット通販で買うと激安と言える価格で売ってあるのを発見しました。
今使っているのも特に不具合はないんですが、昔は25,000円ほどだった(と思う)アンサーバックタイプが送料税込み11,800円ポッキリなんかで売られてりゃあ、ポチってしまいますって(^^;)
ユピテルVE-E71R。
アンサーバック液晶表示タイプの最安モデル(だと思います)。
2年ほど前のモデルらしいんですけど、最新のとはデザインが違うだけで、新品の在庫品でメーカー保障付きなので迷わずポチりました。
こんなに安くなっていたなんて知らなかった(^^;)。
エンジンが掛かっているかどうかと、車内の温度などがリモコンに表示されるので便利です。 双方向タイプとも言います。
こちらはエスティマ→セレナ→パジェロイオと載せ替えて、11年使ってきた昔のスターター。
VE-E2。
今回は取り付けというより取り換えですが、キーシリンダーに接続するハーネスは昔も今も共通です。
一番の変更点は、コードタイプのアンテナがなくなり、ユニットに内蔵されたことです。
古いタイプはこんな感じでAピラーに通さなければならなかったので手間でした。
クルマの窓枠は、前から順番にAピラー(Fウィンドウの枠)、Bピラー・・・と言います。
アンテナが内蔵型になったので電波の受信のためにはなるべく上の方が良いでしょうから、スピードメーターの裏にユニットを設置します。
手前側のフードははめ込み式なので手前に引っ張れば外れます。
奥のフードはネジ4本ね。
※バッテリーのマイナス端子は必ず抜いて作業しましょう。
横着すると電気部品イジりは大変なことになります。
ステアリングコラムの下からハーネスを通して、ユニット本体は適当な場所に両面テープなどで固定しますが、ガタツキや振動防止のためにユニット本体と車両側が干渉する部分にはスポンジを巻いたほうが良いです。
本体から出ている茶色い線をブレーキ検出線に繋がなければなりませんが、ブレーキペダルの奥をみるとコネクターがありますので、同じく茶色い線に挿し込んでやるとOKです。
これで、スターターでエンジンを掛けて、キーを挿し込まずにATセレクターをPから動かそうとしても動かなくなりますが、車両盗難や暴走防止のためかなと思います。 さすがユピテルさん、安全第一ですね。
※エスティマとセレナではブレーキを踏んだ瞬間にエンジンが停止するようになっており、ドアを開けたらエンジンが停止する車両もあったりと、車種によって車両側の設定が違うようです。
ステアリングコラムの下はいろんな配線がありますので、結束バンドやマジックテープでまとめてスッキリさせますが、スッキリさせたあとの画像は撮り忘れました(^^;)
何の配線かすぐわかるように、テプラなんかを貼ったほうがいいですね。
テプラと言えばキングジムさんなんですが、新商品の会議で10人中1人でも使いたいと言えば、それを商品化して販売するんだとか先日TVで言ってましたね。
普通なら少数意見は、コスト的な面もあるのでなかなか採用されないのに、素晴らしい会社だと思います。
あとは車内温度センサーの設置ですが、直射日光の当たらない場所に適当に固定しましょう。
メーターの左下が温度検出としては無難な場所ですかね。
先っぽだけ出しておきます。
仕上げは、エンジンルームに注意ステッカーを貼り付けて完了です。
古いエンジンスターターのリモコンは、電池を抜いてハーネスと共に保管しておきます。
日産用ハーネスN108は、エクストレイルとかノートとか幅広く使えるようなので、次回の買い替え時に役に立つかも。
本体と共にリモコン側もアンテナ内蔵になってスッキリです。
キズ防止用のシリコンケースは専用品がないので、VE-E82Rとかのものを代用しましょう。
ボタン配置が若干異なりますが大きさは共通で、メーカーHPから購入できます。
今度のは液晶に情報が表示されますので便利です^^
エンジンが掛かっているときに、ENGINEボタンを長押しして、再度ENGINEボタンを押すと、車内温度とアイドリング残り時間が順に表示されます。
その他、セルモーターの駆動時間や、グロー時間(ディーゼル車)や、アイドリング時間の設定が可能で、スターターの機種によって違いがありますが、アイドリングは最大で30分です。
とりあえず20分に設定しました。
真夏と真冬は重宝しますよ(^^)