今月14日(火) 無事に車検も通りましたんで、車検ステッカーを貼り替えるついでに、フロントウインドウ上部にフィルムを貼ります。
→ ユーザー車検記
まずは、ルームミラーやETC車載器を取り外します。
通常はドライバーでこんな感じですぐに緩むんですが、このルームミラーのビスは、鬼のように固く締まっておりましたんで、下の画像のようなもので緩めました。
『ショックドライバー』です。
原付スクーターのクランクケースとかをバラしたことのある人は、これを使ったことがあると思いますが、インパクトレンチでガチガチに締めこんであるネジ類を緩めるときに使う工具で、ハンマ―で思いっきり叩くと、ガチガチのネジ類を緩めることができる代物です。
ETC車載器を外したあとには両面テープの糊が残ってますんで、こういったスプレーを吹き付けて糊を溶かします。
化学反応で溶かすんでしょうね。
で、剥がしスプレーの魔力でドロドロになった両面テープの糊を、スクレーパーを使ってこそぎ落としていきます。
無事に糊が剥がれたところです。
自宅の向かいは山で、山村広場というグラウンドがありますが、春になると桜が咲き誇ってきれいです。
自宅の庭で花見ができます。
そうすると今度は、ウインドウ外側の採寸です。
本来フロントウインドウには車検ステッカーと点検ステッカー以外の貼り付けは禁止されているんですが、上部20%以内であれば、色つきフィルムを貼ってもよいことになってます。
>保安基準第29条第4項第6号の「運転者が交通状況を確認するために必要な視野の範囲」とは、
次の各号に掲げる範囲(保安基準第44条第1項の後写鏡及び同条第3項の鏡その他の装置を確認するために必要な範囲並びに同項ただし書の自動車の窓ガラスのうち同項の表下欄に掲げる障害物を確認するために必要な範囲を除く。)以外の範囲をいう。
(1) 前面ガラスの上縁であって、車両中心線と平行な鉛直面上のガラス開口部
(ウェザ・ストリップ、モール等と重なる部分及びマスキングが施されている部分を除く。)の実長の20パーセント以内の範囲
*この項目により上部色つきガラス(フィルム)の取り付けが可能になりました。
前述の保安基準の意味は、この画像の黄色い矢印の範囲ならば、色つきフィルムを貼り付けてもいいですよ、ということです。
高級車は最初から色つきガラスになってますが、パジェロイオは高級車ではないので、そんな贅沢なものついてないんですね。
60cmの20%は12cmなので、安全マージンを1cm取って11cmのところに、(裏から)白いテープを貼ってきます。
ウインドウの表面にスプレーで水(食器用洗剤を小さじ1杯程度混ぜたもの)を吹き付けて、フィルムを仮に貼りつけ、白いテープに沿って型取りをしていきます。
フィルム貼りの鉄則として、カッターの刃は必ず新品を使います。
型取りが完了したら、水を吹きかけながら透明のフィルムを剥がしていきます。
ガラス面にも水を吹き付けて、ホコリなどを付けないようにして、ウインドウ内側にフィルムを貼り付けます。
長年愛用しているヘラを使って余分な水と空気を抜いていきますが、先ほど剥がした透明フィルムを被せて、その上からヘラを使うと、フィルムにキズが入りにくいです。
で、完成(^ 0 ^)v
ETC取り付け部分は4cm×4cm程度切り抜いて、両面テープを貼り、ETCの左側に車検ステッカーを貼りました。(が、見えないですね)
雲の色目が違うのが一目瞭然で、効果が期待できます♪
試しに太陽を見てみましたが、フィルムありとなしでは全然違います。
寸法的には上縁から10~11cm程度なので、車検にもこれで通ります(たぶん!)
というか、こないだ車検通したばっかなんで、向こう2年は心配なしです。
ウインドウフィルムを貼った経験があれば、そんなに難しくないです。
今回欲張って、色の濃い部分を多めに残したので、ボカシの部分が全く残りませんでしたが、実用ではこの方が眩しさが大いに軽減されるので合理的です。