CB1300SF(SC 40)のメンテナンス、というより部品交換です。
今年の2月、熊本運輸支局でユーザー車検を通すためにノーマルマフラーに戻してましたが、久しぶりにワイバンの排気音が聴きたくなった(ノーマルマフラーに飽きたともいう)ので、マフラー交換をしてみました。
アールズギアという会社の製品です。
ノーマルマフラーは相当な重量ですから、万が一落下してもキズがつかないように。
サイレンサーを外すためには、この特殊なボルトを緩めないとなりません。
一般的にはトルクスボルトと呼ばれています。
トルクス用のビット T40です。
あとはエンジンに留めてあるマフラー根元の8本のボルトを外しますが、ラジエターを固定している8番の六角ボルトを3本外して、ラジエター本体をマジックテープかなんかで上の方に持ち上げておきます。
ディープソケットの10番を使用してボルトを緩めていきますが、KTC の便利な工具ユニバーサルジョイントを間に繋ぐと、回しやすいです。
20.5kgあるそうです(^^;)
ワイバンは根元から先っぽまですべてチタン合金製なので、3.5kgです。
マフラー取り付け部にはエキゾーストガスケットなるものが挟まっておりまして、ボルトを締めこんでいくと、これが潰れて密着することで排気漏れを防ぐという役目を担っているんですが、一度取り外すと再利用はできません。
ピックツールという爪楊枝の金属バージョンみたいな工具を使って外します。
いつも利用するヤフオクでポチっておいた、新しいエキゾーストガスケット。
ポイントを利用したこともあり、4個で送料込み500円ぐらいだったかな。
ネットでの通常価格は1個あたり200~300円です。
あとは外したときと逆の順序でマフラーを取り付けていくだけですが、このエキゾーストガスケットにもモリブデングリスを塗っておいたほうが良いとの話もありますので、特に害はないと思われるので塗っておきます。
赤丸の部分は4本から2本に合流する部分ですが、この接合部には液状ガスケットなるものを塗っておきます。
排気漏れ防止のための液体パッキンですね。
グレーの歯磨き粉みたいです。
で、根元から先っぽまで仮付けが終わったら、スプリングで固定していきます。
工具屋ストレートさんで売ってるスプリングフックという工具を使います。
サイレンサーのボルトを先にガッチリ締めてから、最後にエンジンの根元のボルトを均等に締めていきましょう。
エンジン側のボルトは走行時の振動で緩みやすいので、2~3か月後に再度確認したほうが良いです。
走りはノーマルマフラーがいいですが、見た目はこっちがいいです。
ノーマルマフラー装着時(左)と、ワイバン装着時(右)の図。
やはりワイバンはいい音出します(^^)v