CB1300SF(SC 40)のメンテナンス、というより部品交換です。

今年の2月、熊本運輸支局でユーザー車検を通すためにノーマルマフラーに戻してましたが、久しぶりにワイバンの排気音が聴きたくなった(ノーマルマフラーに飽きたともいう)ので、マフラー交換をしてみました。

アールズギアという会社の製品です。

ますは下準備、お風呂場マットを敷きましょう。P1011064

ノーマルマフラーは相当な重量ですから、万が一落下してもキズがつかないように。

 

 

 

 

 

サイレンサーを外すためには、この特殊なボルトを緩めないとなりません。P1011065

一般的にはトルクスボルトと呼ばれています。

 

 

 

 

 

これを緩めるための工具がこちら。P1011066

トルクス用のビット T40です。

 

 

 

 

 

トルクスボルトを緩めるとサイレンサーはすっぽ抜けます。P1011067

 

 

 

 

 

 

あとはエンジンに留めてあるマフラー根元の8本のボルトを外しますが、ラジエターを固定している8番の六角ボルトを3本外して、ラジエター本体をマジックテープかなんかで上の方に持ち上げておきます。P1011068

 

 

 

 

 

 

 

 

ディープソケットの10番を使用してボルトを緩めていきますが、KTC の便利な工具ユニバーサルジョイントを間に繋ぐと、回しやすいです。

こういう作業には必需品です。P1011069

 

 

 

 

 

 

ノーマルマフラー外しましたの図。P1011070

20.5kgあるそうです(^^;)

ワイバンは根元から先っぽまですべてチタン合金製なので、3.5kgです。

 

 

 

 

 

マフラー取り付け部にはエキゾーストガスケットなるものが挟まっておりまして、ボルトを締めこんでいくと、これが潰れて密着することで排気漏れを防ぐという役目を担っているんですが、一度取り外すと再利用はできません。P1011071

ピックツールという爪楊枝の金属バージョンみたいな工具を使って外します。

 

 

 

 

 

 

いつも利用するヤフオクでポチっておいた、新しいエキゾーストガスケット。P1011063

ポイントを利用したこともあり、4個で送料込み500円ぐらいだったかな。

ネットでの通常価格は1個あたり200~300円です。

 

 

 

 

あとは外したときと逆の順序でマフラーを取り付けていくだけですが、このエキゾーストガスケットにもモリブデングリスを塗っておいたほうが良いとの話もありますので、特に害はないと思われるので塗っておきます。P1011072

 

 

赤丸の部分は4本から2本に合流する部分ですが、この接合部には液状ガスケットなるものを塗っておきます。

排気漏れ防止のための液体パッキンですね。

 

 

モノはこんなヤツ。P1011073

 

 

 

 

 

 

サイレンサーの取り付け部分にも同じように塗っておきます。P1011075

グレーの歯磨き粉みたいです。

 

 

 

 

 

で、根元から先っぽまで仮付けが終わったら、スプリングで固定していきます。

P1011074

工具屋ストレートさんで売ってるスプリングフックという工具を使います。

 

 

 

 

 

サイレンサーのボルトを先にガッチリ締めてから、最後にエンジンの根元のボルトを均等に締めていきましょう。

エンジン側のボルトは走行時の振動で緩みやすいので、2~3か月後に再度確認したほうが良いです。

 

完成 (^^)/~~~P1011076

走りはノーマルマフラーがいいですが、見た目はこっちがいいです。

 

 

 

 

 

ノーマルマフラー装着時(左)と、ワイバン装着時(右)の図。

 

P1011077

P1010771 - コピー

 

 

 

 

 

 

やはりワイバンはいい音出します(^^)v