思いついてヒマがあるときにやっておかないと、気がついたら数年経ってた。ということもよくありますよね。

CB1300SF(SC40)のリンクロッド(黄色い矢印の部品)のグリスアップですが、マフラーを外さなければならないので、躊躇してしまうオーナーさんも多いと思います。

 

ヒマがあれば思い切ってマフラーを外しましょう。

 

 

 

 

 

 

最初にスプリングを外します。

 

 

 

 

 

 

 

表側は六角の6mm、裏側のナットは12mmです。

 

 

 

 

 

リンクロッドの前側のボルトは、ステッププレートを少しずらさないとソケットが入りませんので、先にステッププレートを緩めます。

 

 

 

 

 

 

 

ステッププレートを少し浮かせてやれば、リンクロッド前側のボルトにソケットが入ります。 ♯14です。

 

 

 

 

 

 

サイレンサーを外しておりますが、この状態でエンジンを掛けると、暴走族のアホみたいな爆音が出ますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

リンクボールをこんな感じで挟み込んでるんですね。

 

 

 

 

 

 

泥汚れなどをよく落とします。

グリスが塗ってあるので、どうしても砂ぼこりなどを吸着してしまいます。

 

 

 

 

 

で、ボールを回しながらグリスをよく染み込ませていきます。

特にガタはなかったようで、さすがのジャパニーズクオリティーです。

モノは㈱プロト製で、THKの刻印がしてあります。

このTHKさんもその道では有名な企業です。

 

 

 

 

右側のロッドは、赤い矢印の方向にサスを少し持ち上げると、ボルトもスルスルっと入りましたが、左側は重量が掛かっているためか、人力では無理でした。

なので、こんな感じでフロアジャッキで少しずつ持ち上げて、ボルトが入るように調整してあげると良いです。

フロアジャッキがなければ、タイヤ交換に使うパンタジャッキでもOKです。

どっちを使うにしても様子を見ながら少しずつ上げていかないと危険です。

 

 

 

今日のワンコ

 

ストーブを見つめながら物思いにふけっているようです。