7泊8日の入院治療(タイヤ交換とブレーキキャリパー交換)から戻ってまいりましたので、今度は自宅で治療の続き(ベルト、プーリー、ウェイトローラー交換)をします。
クランクケースカバーの外側のプラスチックのカバー。
こいつがどうにも緩まないので、ネジ山を舐める前にショックドライバーでガツン!と一発。
どうにか緩みました。
クランクケースの11本(多すぎる)のボルト(8番)をすべて外して、ゴムハンマーでクランクケースをゴツゴツ叩いていくとケースが外れます。
ガスケットの破れ具合といい、各部のネジやボルトの硬さといい、新車時から一度も開けられたことはないだろうと思われます。
内部はわりとキレイでしたが、いつ切れるかわからないので予防的にベルトを交換しておきます。
左が純正ベルト。
右はKN企画の補修(交換)用ベルト。
回転方向がありますので注意です。
ひび割れなどはなかったですね。
補修(交換)キットに付属してるウェイトローラーも同時交換です。
左:純正。 右:KNの新品。
偏摩耗もないし、減りもそんなになし。
でも新品に交換しておきます。
プーリーとプーリーボスも付属してるので、これも交換しておきます。
左:使用済み。 右:KNの新品。
ウェイトローラーをセットして、裏側のランプレートを押さえながらクランク軸にはめ込みます。
諸先輩方のマネをして、ベルトの真ん中あたりをタイラップで固定しておきます。
こうするとドライブプーリーフェイスを嵌めやすいです。
その装着後の画像は取り忘れてるようです(;^ω^)
プーリー、ベルト、ウェイトローラーなどの交換が無事に終わり、これまで一度も交換していないだろうと予想のつくギアオイルも交換します。
この錆びた12番のボルト緩めると、トンカツソースのような黒いギアオイルが出てきます(予想通りの色と粘度なので、これまで一度も交換歴なしでしょう)。
補給してる画像も取り忘れました(◎_◎;)
容量は130mLです。
ギアオイルのドレンボルトはそのまま使いますが、せめてワッシャーだけは新品に交換しておきます。
これだけ入って1,000円ちょっと、というAmazonで入手したワッシャーセット。
一生かかっても使い切れないと思います。
仕上げは、コマジェの持病のひとつであるレギュレーターの交換。
これは社外品に交換済みのようですが、これも念のために新品に交換しておきます。
上が今までついていたレギュレーター。
下がAmazonで入手した新品。
電気系の部品で、ある日突然壊れる部品です。
半日ほどかかっていろいろな部品を交換しましたが、ここまでやっておけば市内近場の足としては安心かと。
普通に乗りたいだけなんですが、その普通にするためにバイク代以外に諭吉さんが6人ほど旅に出ましたんでね、やはりネットオークションで乗り物を買うのは慎重に検討しないと、あとが大変だなあと思いました。