先日から準備しておりました、CB1300SFのユーザー車検を本日受けて参りましたので、自分で行ってみようと思っている方々、参考にしてください。

準備編はコチラ ⇒ ユーザー車検の準備   続・ユーザー車検の準備

4年前の3月に行ったときには混雑してましたが、2月でも結構混雑してますね。

車検満了日は3月15日ですが、1カ月前から受検可能です。

昔の名残りで「陸運局」とか「陸事」とか言ってる人も多いですが、正式名称は「熊本運輸支局」です。

行く前の準備としてネットで予約を入れておく必要があります。全4ラウンド中、2ラウンド目(10:00~)に予約を入れておきました。

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予定日の2週間前から予約可能です。

 

 

 

熊本運輸支局内の案内図P1010797

到着して最初に、黄色い矢印「支局庁舎」内に入り、

 

 

 

 

番のユーザー車検受付窓口に行き「二輪のユーザー車検をお願いします」と告げると、必要書類の書かれた紙(画像右)をくれますので、運輸支局と同じ敷地内の九州陸運協会(青い〇の所)に行って自賠責(¥13,640)の更新、重量税(¥4,400)と検査料金(¥1,700)を納付して、9番窓口に「ユーザー車検の書類をください」と伝えて、点検表などの必要な用紙一式を受け取り70円払います。P1010798P1010799

 

 

 

 

 

 

更新した自賠責保険の証書P1010800

遅かれ早かれ必ず更新するものですので、行ったついでに運輸支局敷地内の別棟にある陸運協会内で更新しておきましょう。

 

 

 

 

点検整備記録簿P1010801

灯火類が正常に点灯&点滅するかどうか確認して、✔をつけていきますが、受検後に作成しても良いです。

 

 

 

 

で、支局庁舎に戻り記入例を見ながら必要事項を記載して、先ほどの番窓口に渡すと、「案内表示に従って二輪検査ラインで検査を受けてきてください」と言われますので、敷地奥のほうの二輪ラインに移動して、係の人が来るのを待ちます。P1010794

3枚目画像 案内図中の緑色の矢印の先がここ ⇒

 

私の前に二人、後ろに一人。

 

 

 

 

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前の人がやってるのをよく見ておいたほうがいいです。

 

 

 

 

 

検査ライン入口右側の壁にはユーザー車検に来た人向けに、注意事項や受検要領が写真付きで貼ってありますので、時間があれば目を通しておきましょう。P1010795

その他、検査ラインの待合室には、初めての人向けに解説ビデオが観られるようになっていますので、1~2回目の人は必ず観たほうが良いです。

 

 

 

 

 

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検査自体は全項目で5~10分程度で終了するので、事前にこういうのを見て予習しておいたほうが、係の人の手を煩わせることもないでしょう。

 

 

 

 

 

係の人が来たら、書類一式を手渡して指示に従いましょう。

まずは車両外観の検査から。高さ、幅などを計測したあと「またがってエンジンかけて、ライトからいきましょうか」と言われますので、言われるままライト上下、ウインカー、ホーン、ブレーキ灯、とすべて点灯&点滅させます。

そのあとは検査官が点検ハンマーで数カ所のボルトを叩いて緩みがないか確認しますので、OKをもらってさらに前方の機械まで車両を移動させます。

※この辺はさすがに写真撮ってるヒマがなかったです(^^;)

ここではスピードメーターの誤差確認と、前後ブレーキがちゃんと作動しているかを機械でチェックされます。

電光掲示板に「フットペダルを踏む」とか「フットペダルをはなす」とか表示されますので、表示された通りに左足の下にあるペダルを動作すればOKです。

建屋の出口付近まで移動したあとは、一番引っかかりやすいヘッドライトの光軸の検査を最後に受けます。

ライト用の計測機械が自動で出てきて、光軸と光量を機械が勝手に計測しますので、「O K」の表示が出たらすべての検査は完了です。

検査用紙を出口左側のオレンジ色の機械に通したあと、高速道路の料金所みたいなボックスの中に居る係員に書類を渡して確認印をもらって、最初に受付をした支局庁舎内の番の継続検査更新受付窓口に書類一式を提出して、名前を呼ばれるまで待ちます。

この紙に書かれている通りに書類を揃えてに提出します。 ⇒P1010802

 

 

 

 

 

混雑具合にもよりますが、5~10分ほどで名前を呼ばれますので、番の継続自動車検査証交付窓口で新しい車検証と車検シールを受け取り、記載事項に間違いがないか確認したら、あとはとっとと帰るだけです(^^)/~~~

新しい車検証(^^♪  ⇒P1010803

車検シールは来月貼り替えることにします。

 

 

 

 

 

「車検」って、道路を安全に走れる基準に達しているかを確認する検査なので、「ライト、ウインカー、ブレーキ灯などが点灯&点滅するか、タイヤの溝があるか、車検証記載の寸法を超えていないか」が主要な検査点検項目です。

一番引っかかりやすくて素人では対応が難しいポイントがライトの光軸調整なんですが、熊本運輸支局から5分ほど県庁方面に走った左側に「(有)フクシマモータース」さんていうクルマ屋さんがあって、1,600円でバッチリ合わせてくれますので、ユーザー車検に行く直前に必ず調整してもらったほうがイイです。(予約不要)

ここは社長さんもいい人で、ユーザー車検の強い味方です。

自衛隊健軍駐屯地正門から県庁方面へ4コめの信号左角、愛住宅隣りの黄色い看板のクルマ屋さんです^^

二灯式とかカウル付きは事前に電話で段取りを相談しておけば安心でしょう。

運輸支局隣の建物でもやってますが、整備組合に加入していないと利用できませんので注意が必要です。つまりは組合に加入している業者専用らしいです。

 

今回の車検費用は、 自賠責保険(24カ月) ¥13,640-

重量税          ¥4,400-

検査手数料       ¥1,700-

書類            ¥70-

ライト調整        ¥1,600-

  合計           ¥21,410  法定費用だけなら¥19,810-

 

自分で運輸支局に持ち込めば車検費用は以上です。 他県ナンバーの車両でも、構造変更がなければ受検可能です。

ネックは平日行かなければならないということですが、こういうときのために労基法第39条の年次有給休暇という制度があるんです。

行政解釈や法の趣旨からも、「有休の取得目的は、使用者の干渉を許さない」となっておりますので、「車検に行くから有休を取る」ということもOKです。こういう機会にどんどん使いましょう。

会社によっては取得3日前までに申し出る、とか所定の様式で申し出る、というふうに就業規則で規定されていることもありますので、取得方法については事前に調べておきましょう。