お笑いタレントの小籔千豊(50)が12日、関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」に出演し、能登半島地震の被災地に岸田文雄首相が早ければ13日に視察予定であることについて、私見を述べた。  

小籔は自身が被災者だったらと仮定し、「わけの分からないおっさん(岸田)が来たところで子どものご飯が増えるわけでもなければ、遠くにいらっしゃるおばあさまたちの毛布の枚数が増えるわけでもない」とバッサリ。  

 さらに岸田首相が希望する被災者、被災地区全員に声掛けして元気づけるのは、時間的余裕もないことから不可能とした。

「全部に行き届かないことで元気づけるって、それは僕は国のトップとして平等じゃない。こちらの地域の方々に声かけて、こちら方は大して声かけんと帰って。『あっちの町行ったらしいで、こっち来てへんけど』で、向こうの町の人は元気づくかも分かれへんけど、来られへんかった方に何か違和感与えるんやったら、僕は行かんでええ」とした。  

 議員が街頭で募金箱を持つパフォーマンスにも疑問を感じている。

「議員やったら、子どもから10円集めるよりバンと予算落とす権利ある方に話した方が威力は強い。それができる立場の人がこう(募金集め)してるのは不思議に映りますよね」と批判した。

 岸田よりも小籔千豊さんのほうが総理に向いてると思った国民は多いはず。