政府は、岸田総理大臣の長男で秘書官である翔太郎氏が6日1日付で総理秘書官を辞職すると発表しました。
翔太郎氏をめぐっては、総理大臣公邸で親族と記念撮影をするなど、不適切な行動をした問題で岸田総理自身も「適切さを欠くものであり誠に遺憾だ」と述べていました。
「任命された閣僚の集合写真が撮影される、赤じゅうたんが敷かれた階段で、約10人の親族と写真を撮影。寝転んだり、ピースサインのポーズを取ったりする人もいて『不適切』だと国会で追及されました。
首相は25日に『適切さを欠く。誠に遺憾』と語り、松野博一官房長官も会見で、『(首相が翔太郎氏を)厳しく注意した』と説明しました」(政治担当記者)
しかし、これで一件落着とはいかないようで、落語家の笑福亭鶴瓶は、自身がパーソナリティを務める5月28日放送のラジオ番組『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送)で「総理もちょっと考えなイカンですよね、自分の息子のこと。あんなもんヒドイですよ、アレ」「自民党もそうですし、野党ももっと怒らないと。『こんなしつけしてんのか』と。これ、税金で食うとんねんで、コイツ、と。(秘書官を)辞めるべきですよ、そんなの。辞めさすべき」と、声を荒らげて批判した。 さらに「親戚も『やめとこ』って言うのん、誰かおるやろ。もっとホンマに怒らなアカンよ」「あの岸田のおっさんもね、怒らなアカンのちゃんの?」と、岸田首相と親戚にも怒りの矛先を向けると、ネットでも
《「泣いて馬謖を斬る」という故事もあるように身内には厳しく接するべきでした》
《けじめをつけられない人間が公職にいることは、問題、だよ》
《ああいった写真が流出してしまう危機管理能力に 疑問を感じます。首相の秘書官として本当に適任なんでしょうか》 など、厳しい声が相次いだ。
世論を顧みず、息子の立場を守ろうとしてきたという裕子夫人。SNS上では、4月には夫人が全額公費で訪米外交したことを引き合いに出し、彼女を批判する声も続出している。
《そういえば裕子夫人も私人の設定なのに何故か公費でアメリカ訪問してたよな。岸田一家はみんなして公私混同の私物化か。もう岸田は責任取って辞めろとしか。》
《夫婦揃っての “異次元“ 親バカだったか…。》
《これじゃあ岸田家による権力の私物化じゃないですか。妻は政治に関係ないのに。しかもそれがこれまで通ってきたことが終わってる。》
《公費で米国行ったり、首相周辺の人事に影響力行使したりもうこれ首相夫人って公人ってことだよね?一般人にそんな権限無いもん》
《総理も、誠に遺憾です・・・ってまるで他人事のような言い方だったんだよな》
《笑福亭鶴瓶さん、よくぞ言ってくれました》
《親子揃って政治も公邸も私物化してアホか》