政治資金パーティーをめぐり5億7949万円の不記載があった自民党。

野党側は「裏金による収入は所得にあたり、脱税じゃないか」と批判を強めています。

一方で、私たちの収入はきっちり税金がとられます。きょうから始まった確定申告に来た人たちに聞きました。

 「何十何円まで払ってるのに…」確定申告始まる 2023年度分の税収は約69兆円で、高水準になる見込みです。

 一方でこのような声も…。

 母の代理で確定申告(70) 「もう何十何円までを計算に入れて申告しているわけですよね。自民党では何千万という多額のお金を裏金として使っている。結局何に使っているか分からない。庶民としては本当に腹立たしい限り」

 確定申告を終えたパート(59) 「(Q.一連の裏金問題)うらやましいです。全部自分の懐に入っちゃってる。税金取られないし」

 確定申告を終えたパート(66) 「ずっと思っていたんですけど、政治家さんたちは納税しなくてもいい資金があるなんて、絶対あり得ないと思うんですよね」 国税庁が国会議員に配る説明書には、このように書かれています。 政治家あての国税庁文書 「政治資金に係る雑所得の金額は、年間の政治資金収入から政治活動のために支出した費用を控除した差額であり、課税対象となります」

 野党「なぜ脱税に問えないのか」 16日の国会では「脱税」というワードが登場しました。 立憲民主党 江田憲司衆院議員 「こんな何千万円もの裏金を受け取って、どうして犯罪にならないのか。どうして脱税が問えないのか。まさに今日は確定申告もスタートする初日。大変心配なのは、税務署の窓口で大混乱が起こるんじゃないかと」

 鈴木俊一財務大臣 「国民の皆さんが今、そうした怒りを持っておられることには、大変に大きな問題であると認識しております。申告し納税されている方に不公平な思いを持たれないよう、丁寧な対応をしていく必要があると」 いわゆる“裏金問題”では、衆参両院の議員ら85人が受け取ったことが明らかになっています。

 『政倫審』に51人出席要求 問われている政治家の倫理観。

 16日、衆議院の政治倫理審査会では幹事懇談会が開かれました。野党側は自民党に対し、安倍・二階両派のうち、衆院議員51人の出席を要求しました。

 政倫審は、ロッキード事件を機に衆参両院に設置され、政治と金の問題が浮上した時、度々開催されてきました。

 公明党も開催を求めているなか、自民党の考えはというと…。 自民党政倫審幹事 丹羽秀樹衆院議員 「まだ私自身もきちんとした報告はしていないが、一度、自民党の方に持ち帰る形になっている」

 

 私も確定申告書を提出して、所得税と消費税を納めてきました。

自民党の議員も適正に申告して納税しろと言いたい。

今後の選挙は死ぬまで絶対に自民党には投票しない。